強烈っ‼️ドイツの小学校の「いじめ」 ③息子のきもち
これからドイツに来る子たちの役に立つように、しっかり書いて👍←この手をしながら
いじめの話をブログに書いていいか確認した時の息子の言葉です。
ゲームしてYouTubeでドラえもん見て藤子不二雄全集を読みふける生産性皆無のくそカスみたいな生活をしているのに、発言と志は立派!!
〈学校こわい ー 息子のジレンマ〉
家ではのん気に過ごし(良くも悪くも、息子は何もかもを引きずらない)、おやつを食べて、ご飯を食べて、眠る。
でも朝になると、思い出します。
学校こわい。また殴られる。また蹴られる。
そりゃそうだ!
学校行きたくない。行かない。
そりゃそうだー!!
いじめに立ち向かうために息子が出来ることは、1日も早くドイツ語を話せるようになることです。
そのためには、学校に行かなくてはいけません。
本人もよく分かっています。
行きたくない。行かなきゃいけない。
ジレンマ!
はぁぁ…
とはいえ、行けないもんは行けないのです。
週に1〜2回、学校を休むようになりました。
(残りは気力を振り絞って行く)
息子はドイツ語の個人レッスンに通っているので、学校を休んだ日にはレッスンを入れてもらったりしていました。
〈息子のきもち〉
麦は、先生に相談して、いじめっ子たちをギャフンと言わしたろ😤と思っていました。
息子は違いました。
いじめっ子たちが怒られたり、転校させられる必要はない。
(ドイツでいじめは犯罪です。いじめをやめない子どもは、強制的に転校させられます)
と言うのです。えっ?なんで!?
彼らには何を言っても無駄だってことがよく分かってるから。わかんない相手に何言ったって、無駄でしょ?
……お悟りの境地!
オレは、安心して学校に行きたいだけなの。
全く、その通りです。
〈ともだち〉
いつでも、どこでも、だれとでも。すぐに打ち解けて友達になることができる、全くうらやましいばかりの能力を持つ息子(アホですけど)。
でもこの時ばかりは、クラスの子たちの遊びにもボス級たちの指示により入れてもらえず(解ってても一応いーれーてー、と言ってみる虚しさ)、
結局、オレは群(ムレ)として認めてもらえないんだから。
と、辛気くさい諦めムードを漂わせていました。
麦が学校に迎えに行って様子を伺うと、息子は低学年の小さなお友達たちと遊んでいます(それでも遊ぶ相手は見つけるタフネス!)。
そんな息子にも、寄り添ってくれるお友達がいました!隣のクラスの、群れないタイプの男の子です。
妙に波長の合った彼と息子は、(まさに!)言葉を超えた友情を育んでいたのでした。
あまりにも酷い扱いにキレた息子が、いじめっ子たちに殴りかかろうとしたとき。
彼は息子を後ろから羽交い締めにして止めてくれたそうです。彼のおもいやりを感じて、泣ける!
その後、小学校を卒業するときに、息子が電話番号を交換したがったのは彼だけでした。
次回、やっと学校に乗り込む❗️