先生とメール☆ 学校からのお知らせはEmail!(息子の欠席は罵り合い!)
息子が波乱の小学校をなんとか卒業し、
ギムナジウムと呼ばれる公立の中高一貫校みたいなのに進学してから、学校からのお知らせがEmail で届くようになりました。
Email と手紙、両方でお知らせしてくれます。
今朝、麦は
あ!そういえばまた担任の先生からメール来てたなぁ
と思い出し、夫にも知らせるために
転送しまーす
と一言書いて、夫に転送しました。
夫は朝早く、パリへ出かけて行きました。
ここまでは平和な朝でした。
ただちょっとおかしいのは、
いつもならさっさと起きて携帯📱をいじり出す息子が起きてこないことです。
嫌な予感です。
これは、息子が
なんかしんどい…体が動かない…今日学校行けない…
と言い出すパターンです。
麦は心の準備をして、息子を起こしに行きました。
寝たままの息子は、不機嫌でした。
さっきからずっと呼んでるのになんで来てくれないの💢と言っています。
麦の心の準備は、あっけなく崩れ去りました。
怒りの炎が生まれます。🔥
おまえが来い。
息子:こんなにしんどいっていうのに…今日はがっ
ここら辺で、麦は強烈にキレました。
先週も休んだやろおぉぉおぉおぉぉぉおおおお‼️
♨️💢🌀💢🌀💢🌀💢🌀💢
麦が、しんどいと主張する弱った?息子に対して躊躇なく鬼のようにキレるのには、理由があります。👹(息子は熱もなく、顔色も良好でした)
息子も通うギムナジウムなるものは、日々なかなかしっかりとお勉強をしなくてはいけない種類の学校です。
小テストもたくさんあります。
息子はまだドイツ語に大いに難ありですから、授業も全部はわかりません。
いや、多分ほとんど全部わかりません。
宿題がどこなのか、テスト範囲がどこなのか、ちゃんと解ってるのかどうかすら怪しい。
成績が悪ければ、落第か放校です。
息子は入学した瞬間から、崖っぷちなのです。
息子には出来るだけ授業に出て、何かカケラだけでもいいから内容を理解して来てもらわないと、親が宿題を手伝うのも、テスト勉強を手伝うのもお手上げです。🤷♀️
どうしても、まだ親の手伝いが必要です。
ヒントなしにラテン語をドイツ語に訳すのは、ちょっと(なかなか、いやすごく)大変です。
何かカケラがあるだけで、随分物事はスムーズに進むのです。
麦はこの状況にものすごい危機感を抱いており、ハラハラ、はらはら…と、日々無駄に疲弊しているのです。
息子はそんなことちぃとも気にせず、幸い今はただ楽しく学校に通っているだけで、のん気なもんです。
それはうれしいことです。
しかし、麦はいつも緊張しており、不安なのです。
気軽に休むと言い、増してや訳の分からんふてぶてしさまで放出されて、あっけなくキレてしまったのでした。
学校ではドイツ語ばっかりで、疲れるでしょう。
それは予想できます(理解、はできないと思う)。
でも今、麦には心のゆとりは全くありません。
ムリしてでも行けよ💢
と引きずり起こし、罵声を浴びせ、息子も寝っ転がったまま口だけはペラペラと応戦。
朝から壮絶な怒鳴り合いです。
昨日の夜もやりましたから(息子は反抗期に入ったところ)、麦はもうヘトヘトです。
パジャマの息子を学校まで引きずって行くわけにもいきませんから、そこそこのところで諦めて、学校に欠席の連絡をします。
欠席の連絡も、メールです。
さてメールを書こう。ドイツ語めんどい。と思いながら携帯をさわると、また担任の先生からメールが来ています。
アラなにかしら、と開いてみると、
申し訳ありませんが、私はこれらの記号(字)が読めません。
と書いてあります。
どうやら夫に転送したはずのメールを、担任の先生に送ってしまったようです。
それは、まぁいい。だけど…
記号?
………💡
転送しまーす、のことか!
いやおもしろいわぁ〜!
と心の元気を取り戻し(心の元気を奪われたのはむしろ息子の方であろう)、学校(代表のアドレス)に欠席の連絡メールを送信。
ちょうどいいから担任の先生にも休むって知らせとこ〜♫と、夫に転送しようとしたメールを先生に送ってしまった事と、息子が今日休むことを書いて、担任の先生宛てに送信しました。
ゆっくり休んだ息子も、麦も、時間が経って冷静さを取り戻しました。
息子は昼ごはんをたらふく食べ、でもゲームをするとは言えず、さらにオヤツを食べたりウロウロしたりしています。
いつものパターンです。
夕方になりました。
担任の先生から返信が来ました。
今日は学校はありませんでした。
お大事に、明日は来られるといいですね。
……🦑
土曜学校あったから、代休だったのね。
息子と大笑い。