〈うどんの誤解〉ヨーロッパ的おうどん
うどんについて誤解があります。
もちろんうどんに限らず、アジア全般に誤解があるのです。
これは当然、麦がアジア人だから感じることです。
我々がおフランス🇫🇷と聞くと、つい
ケツクセ?
と言ってしまうのも、似たようなもんでしょうか。
違うでしょうか。
誤解はうどんに限らないのですが、今回はうどんに限って見ていきたいと思います。
〈アジア料理店にうどん〉
アジア料理店と聞いて思い浮かべるのは、タイ料理のお店やベトナム料理屋さん…ミャンマー料理やラオス屋さん、中華など。
我々日本人は、アジア料理店に、和食のお店を含めて考えないような気がします。
もっとエキゾチックで、レモングラスやパクチーの香りなんか漂う感じ。
しかし、もちろんヨーロッパや諸外国から見たならば、和食も当然、アジア料理。
ベトナム料理店🇻🇳とデカデカと書かれた看板に、小さくフォー、スシ、ウドンなんて文字が添えられています。
タイ🇹🇭の横にも、スシなんて書いてあって、メニューを見てみればまたもやウドンが登場。
日本人からすれば、いやいや待て待てw🇯🇵という話ですが、ヨーロッパから見たらタイから向こう全部一緒なのでしょうね。
麦はそういう類のうどんを注文してみたことはありませんが、人が食べているのを観察したところ、やはり麦の知っているおうどんではありませんでした。
〈どうしてもナルト🍥をのせたい〉
アジア料理店のウドンではなく、もっと我々のイメージに近い、あの熱い出汁に潜ったおうどん…
上にはワカメとネギ…と、必ずナルト🍥。
麦家がよく買う(安くて臭くないから)韓国産のおうどんも
表
おもて面から胸騒ぎがするけれど
裏(作り方)
やっぱりナルト🍥
もはやウドンでもない。
日本人が働いている和食屋さんのうどんにも、やっぱりナルト🍥。
絶対違うと分かっているだろうけれど、ナルト🍥。
もはやナルトがうどんに欠かせない物となり、本場🇯🇵が外国的風習に寄せてきているのですね。
夫に言わせると、ナルトのローカライゼーション🍥だそうです。
〈うど…ん?〉
和食はヘルシーで美味しいと、世界中で人気です。
オランダのスーパーマーケット、アルバートハインに置いてある冊子(とても内容が良い)にも、特集がありました。
ほわあと湯気が…
わぁ❤︎美味しそうなうど…ん??
アレ、うどんじゃないの…か…???
恥ずかしながら、すぐに自分に自信がなくなる麦は、家族にも見せてみました。
遊びに来ていた麦の両親にまで見せました。
全員の反応が
美味しそうなうど…ん?
…Ramen……??
と、麦と同じでした。
もう、なにがなんだか、という感じです。