〈ヨーロッパ的防寒〉耳を隠して大惨事
お久しぶりです。すっかり冬です。
今年もよろしくお願いいたします☆
外は寒いですね。
出かけるときは、ダウンジャケットやらマフラーやら、色々着けなくてはいけません。
〈ヨーロッパでよく見る防寒パターン〉
ヨーロッパは結構寒い所が多いようですが、
ここデュッセルドルフはそれほどでもありません。
東京の「この冬一番の寒さ」が、長く続くくらいでしょうか。
雪も滅多に積もりません。
しかし、現地の人々の寒さを我慢しない度はかなり高いように見受けられます。
少し涼しくなってきたな〜という頃から、彼らは防寒対策を始めます。
麦などはちょっとコザムイと感じますと、薄手のジャケットを羽織ります。
だいたいユニクロのウルトラライトダウンです。
しかし、彼らは違います。
まず帽子をかぶります。
薄着にニット帽。
大人も被りますし、無抵抗な小さな子供などは、もれなく被らされています。
寒い=帽子という刷り込みがあるのだろう、と麦は踏んでいます。
帽子をかぶった後に、羽織りもの登場。
やはりだいたいユニクロのウルトラライトダウンみたいなものです。
首元も、マフラーやショールで覆います。
さて、ドイツ中西部?デュッセルドルフより寒い所…
例えば南の方向に向かいまして、ミュンヘンやチロルなどのアルプス近くて美しい系の場所ですと、帽子を被っていないと頭皮が寒すぎて外にいられたもんじゃあありません。
耳が痛くなり、頭全体も痛くなって、室内に逃げ込むしかありません。
きっと日本の雪深い地域にお住まいの方もこんな感じかしら、と麦は想像しております。
しかし、ニット帽を被ると特に女子はヘアースタイルが崩れてしまいます。
ニット帽を脱いだあとのペタンコ頭の貧相さは悲しいものがあります。
そんな女子達が、こぞって着けているものがありました!
〈ヘアバンド型耳当て〉
こういうヤツです。
コレは怖いけど、ちゃんとカワイイのも売っています
ヘアバンド型耳当て。
日本でもご使用の方はたくさんいらっしゃるのでしょうが、ヨーロッパでは着用率が高いようです。
フワリと束ねた金髪の上にコレを着けたカワイイオシャレ女子をよく見かけます。
よく見かけるので、麦は思ったわけです。
ニット帽は悲しくなる程似合わないけれど、アレならイケるかもしれん!
麦の髪は短いけれど、ヘアターバンみたいに使えばニット帽よりだいぶマシだろう!
と。
そういうわけで、ドイツで迎える3回目の冬、ついに買ってみました!
内側はフリース
〈ヘアバンド型耳当てを着けたら、不測の事態に!〉
昨年末。
よりにもよってものすごーく寒い日に、息子が参加している学校のコーラスが、クリスマスマーケットで屋外コンサートをしました。
さぁ、いよいよヘアバンド型耳当ての出番です!
麦は息子がよく見えるように、普段はかけていないメガネを掛け、ヘアバンド型耳当てを装着しました。
さて、どんなふうになったかな〜❤︎と鏡をのぞくと
立川談志の似顔絵のつもり
談志がいました。
立川談志の最大の特徴である2点(上の絵の矢印の箇所)をしっかりと押さえてしまっていました。
ショックでした。
でも、まっ、外人誰も談志知らんし、いっか♪
と気を取り直して、そのまま出掛けました☆