〈不安な時に懐かしいものを見ると、安心するらしい〉アラフォー が懐かしいもの
夫が、ミロを飲んだことがないと言いました。
麦は、そんなヤツおらへんやろ、と思いました。
ミロの瓶というのは台所にあって、だいたい飲みきれなくてそのうち粉が固まっている、そんなものだろうと思っていました。
今の時代は袋か。
ミロ飲んだことないなんて、到底信じられません。
緑のミロですよ。
懐かしいですね。
さて、人々がお家に引きこもっている近ごろ。
音楽配信サービス系では、懐かしい歌のダウンロードが増えているとか。
なんでも、ちょっと不安な時には、懐かしいものに触れると安心するのだとか。
そういえば麦も最近、YouTubeで懐かし系の映像を見て楽しんでいます。
普段はあまりYouTubeを見ないのに。
安心したかったのかもしれませんね。
ヒマだったのかもしれません。
隔週で在宅勤務をする夫は、家にいれば麦のお世話もしてくれるので、ヒマだった気配が濃厚です。
〈アラフォー が懐かしいお菓子〉
麦は1980年生まれ、夫は1つ上ですので、麦夫妻はアラフォー ど真ん中。
アラはいらんくらいの勢いです。フォー(アラを外してみた)
歳はほぼ同じですが、育った環境は大いに違います。
夫は小学校に入る前から高校卒業までLAにいましたし、麦は大阪でこってこてに育ちました。
なので、歳は近いのですが、共通の話題が少なめ。
少なめだからこそ、2人が同じものに懐かしさを感じた時の喜びは何倍にもなるってもんです。
麦がにやにやしながら眺めるYouTubeの番組…映像?動画??こういうのなんて言うんだ?…まぁとにかくYouTubeがあります。
やばいノスタルジー。
ノスタルジーがやばい。
ぬ〜ぼ〜美味しくて好きでしたが、時が流れると色々あるものですね。マーシー(´-`).。oO
動画で紹介されているお菓子の中で、麦夫妻が断然盛り上がったのは
ロッテ ふっくらこ
です。
動画では43秒から。
いちご味(だったと思う)で、立派な箱の中に綺麗に並んでいて、まわりが粉っぽい。
大福のようなガムです。
コレはうまかった。
ホンマにうまかった。
麦は甘いものが苦手な子どもでしたが、ふっくらこは恐ろしい勢いで食べました。
一回で二箱いったりしていました。
まわりの粉っぽさが、口に入れたときの若干の冷んやり感を醸し出していたような…いなかったような。
夫も久しぶりにお目にかかったふっくらこに大喜び。
「もぅ、自分(夫の一人称)なんて、
全部飲んでたからなっっ!!」
歪んだふっくらこ愛を鼻息も荒く宣言するのでした。
気色悪いことに、夫は今もガムを飲み込みます(丸川のフ〜センガムをアジア系スーパーで買う…デュッセルドルフでは多分、太陽食品というお店が一番安い)。
マルカワ!日本ではコストコで買ってた!!
上の動画に出てくるお菓子の中では、麦はグリコ キャンレディーも好きでした。
ヨーグルト味が美味しくて!
…箱に入っているものに、弱いのかな。
ペロタンやペロティ(棒付きチョコ)は、ばーちゃんが「お母さん(麦母)にはナイショやで」と言いながら、こっそり麦に渡してくれたもんです。
麦は甘いものが苦手でしたので、結局麦母が食べるのですが。
いや〜、なっつかしいなぁ〜❣️
〈懐かしい飲み物〉
動画で飲み物を見ておりますと、昭和のパッケージと今現在のパッケージは似ている。
ちょうどそういう時期なのでしょうね。
キリン chassé(シャッセ)。
高校の食堂の横にあった自販機で、いつも買っていましたよ。紙コップのやつ。
♫トゥーシャイシャーイボーイ(観月ありさ)
アンバサホワイトウォーターは、ドリンクバーなんかで健在ですね。
グリコ 高原の岩清水&レモン
こちらはちょっと、今の時代にはなさそうです。
名前のインパクトも凄けりゃ、高原の岩清水&レモンをあのカフェオレの紙のパックに入れちゃう感覚もすごい。
そんなに飲んだわけでもないのに、とても懐かしい。
岩清水&レモンというのが、幼心にも斬新だったのでしょうね。
そういえば水って、買うものではなかったですものね。
そして、鉄骨飲料。
♫いずれ血となる骨となる♪というCMソングを覚えておいでの方も、多くいらっしゃるのではなかろうか。
なっつかしー❣️
…これで思い出したけど、ミツカンの「やがて、いのちに変わるもの」って、インスピレーションこれなのだろうか。
まぁとにかく、麦は鉄骨飲料をたくさん飲みました。おいしかった。鉄骨飲料の味。
麦は、ミロも鉄骨飲料も飲みましたが、昔から一貫してチビのままです。
〈懐かしい整髪料系〉
麦が通っていた中学校は、麦が入学する数年前までヤンキーだらけでしたので、校則が厳しかった。
髪留めは黒のみ。整髪料も禁止でした。
でもでも、つけますよね、整髪料。
中学生ですもの✨
90年代初めなんて、薄い前髪を触覚のようにびよーんとさせてる頃ですよ。
それに、前髪が触覚だからって、別段学業に影響はなかろう(むしろ、触覚が決まらなかった日は学業に身が入らないだろう)。
触覚の前髪を切りすぎたら、早く髪が伸びるようにお小遣いをはたいて2001のシャンプーを買う。
水のいらないシャンプー。
使いきれないまま、麦の実家の洗面台の下に今でも入っているのではなかろうか。
こわー
そして、はい!みるくやビオレ(夏はビオレクール)でニキビづらを洗うのだ。
ニキビづらのくせに、つやめきを髪の毛に振りかけて、キャンパスリップほそみを塗って両想いを目指すのだ(つやめきは動画には出てこない)。
お弁当の後は、制服の内ポケットに忍ばせた宇宙百科の手鏡(大中でも良い)で歯に何か詰まってないかをチェック。急いでフリスクを口に放り込む(鏡もフリスクも不要物なので、見つかったら没収だ!)。
ティセラで髪の毛を青リンゴの匂いにして、ボングーでセットするのは、もう少し後の話…
あぁ、懐かしい。
みなさまは、懐かしいを思い出すと安心しますか?
麦は、むしろ興奮してしまいました☆