〈気分だけお出かけ⑤〉ベルリン〜東ドイツ博物館と東ドイツの物が買えるお店〜
ベルリンの壁が崩壊してからもう30年も経っているのですよ。
時の経つのは早いものですね…
怖い怖い。
当時麦は小学生でしたが、同じクラスの男子が教室に持って来た
「親戚がドイツで買ってきたお土産のベルリンの壁の欠片」
を、物珍しくしげしげと見つめたことを覚えています。
ただのコンクリートの欠片が、まるでへその緒のように小箱に入っていた。
そのベルリンの壁の欠片、令和な現在でもお土産として売られています。
ちょっとオシャレにバージョンアップしていますが、まさか時を経て自分の息子がソレをベルリンで買っちゃう日が来るとは、思いませんでしたよ。
〈東ドイツ博物館〉
麦はインテリアや雑貨が好きです。
ちょっとレトロな風味があって、キッチュな感じのものに目がありません。
そんな麦がベルリンで1番行きたかった場所。
それが東ドイツ博物館です。
東ドイツといえば、正にレトロでキッチュです。
東ドイツ博物館には、当時の暮らしがそのまま再現されているらしい。
オスタルギー(Ostalgie:東OstとノスタルジーNostalgieを合わせた言葉らしい)ですよ。
こりゃあ、行くしかないです。
東ドイツ博物館は、老若男女が楽しめる場所です。
まず、チケットを、東ドイツの象徴アンペルマンの信号型検札機に通します。
アンペルマンはかわいいので人気。グッズも多数。
博物館に入場すると、東ドイツ時代を代表する車トラバントがあります。
このトラバント、運転シュミレーターになっていて、実際に乗り込んで運転気分を味わうことが出来ます。
もぅここで、子供も東ドイツ博物館楽しー!となります。
噂に聞いたトラバント。
行列に並んで、乗り込みましょう。
そんなには待ちません。
フロントガラスに、映像が映し出されます。
実際に運転している気分を味わえる…電車とバスの博物館(東急田園都市線・宮崎台駅直結)のバスみたいなもんです。
写真に見えるように、うちの犬・おはなさんも運転シュミレーターに参加しています。
入口で犬が入れるのか聞いたところ、カバンに入っているならokとのことでした。
ヨーロッパでは係の人によって、もしくは係の人の気分によって条件が変わるのは良くあることなので、ご注意ください。
学ぶ気があれば、歴史も学べます。
そうそう、こういうの!!
こういうのが、見たかったのだ!!!
再現された通信室でスパイ気分を味わう。
東ドイツの子供部屋だそうです。
もう、なにもかもが、たまらない🤤
棚を開けると、中にも展示があったりします。
バスルームの色❣️
触れられる展示が多いです。
いや、もぅ、ホントに🤤🤤🤤
リビングルームです。
照明の傘!壁面の棚!!コーデュロイのソファ!!!
一つ一つ、写真を撮りたい。
東ドイツ博物館は、とても楽しい体験型ミュージアムでございました。
アクセスも良く、オススメでございます。
〈VEB orange で東ドイツのものを買う〉
東ドイツ博物館は、ミュージアムショップもとても充実していて、麦はかわいいポストカードなどたくさん買ったのですが(ベルリンの壁もここで買った)…
もっと本格的に、東ドイツ的物質を我が手に!という思いでたどり着いたのが、VEB orange というお店。
だいたいこの辺にあります(なんとアバウトな)。
VEB orangeの周りには、古着屋さんなんかも沢山あって、ヴィンテージものを発掘するのも、とても楽しい感じ…
ベルリンにはそんなオシャレな地区、オシャレなお店が色んなところにあって、デュッセルドルフ住まいからするとだいぶまぶしい✨のであった。
さて、VEB orangeの店内はと言いますと、
…‼️
もう丸ごと欲しい。
家にある食器、照明、全部取り替えたろかと思うほどの魅惑の品揃え。
しかし当然そんなことはしませんので
この時計と、童話グラスセットを買いました。
店内の商品は中古(ヴィンテージと言うべきか)ですが、リペア済みでキレイにしてあるので、購入しやすいです。
買って、すぐ使える。
他とじっくり比べたことがないので詳しいことは分かりませんが、特に高価だとは感じませんでした。
むしろお手頃価格だと思いました。
時計もグラスも、値段は忘れましたが。
もう営業を再開しているようです。
はぁ〜
また遠出できる日が来たら、行きたいなぁ❤︎