〈英語の宿題〉スーパースターにインタビュー
コロナ休みは、常に底辺で蠢く息子の成績を上げるチャンスでありました。
学校でのテストを実施できないため、生徒たちは家庭でこなす課題で点数をつけられることになったからです。
課題はアプリ経由で管理されます。
麦と夫、息子のプライベートのドイツ語の先生までもがそのアプリをインストールして、万全の体制で息子をバックアップいたしました。
息子は幸せ者ですね!
本人はひどく迷惑そうにしてましたけど。
本人のやる気は置いといて、周りの大人たちは「この機会に底辺から中の下ぐらいまで持っていかなくては…♨️」と、必死に頑張りました!
そんな時に出た英語の課題。
「有名人にインタビューをしてみよう!」
なんだか楽しそうな課題です。
詳細を見てみますと
キミたちは、スーパースターにインタビューをします。
スーパースターは、誰でも構いません。
例えば、ミュージシャンやサッカー選手。
インタビューの会話を書いて、先生に送ってください。
とのこと。
麦は息子に
誰にする?
と、聞きました。
少し前に本物のメッシを見たばかりだったので、麦はどうせメッシやろ。と思っていました(スペインに旅行してサッカーの試合を見たのです)。
息子は、うーーん…うーーーん…と考えた後、やっぱコレしかナイよね!といった明るい口調で
エジソンにするわ!
と言いました。
はぁ?
なんでエジソンやねん。
もちろん麦は息子に聞きましたが
なんとなく!
エジソンにしよー♫
とのことでしたので、エジソンもまぁ、スーパースターといえばスーパースターの類になるかなぁ…とモヤモヤしつつ、エジソンでいくことにしました。
ノリノリの子どもを親が止めることなんて、できないでしょう?
で、どういう感じでインタビューを始めるの?(麦)
エジソンはねー、このインタビューのためにお墓から出て来るんだよ!(息子)
おっと!コレは名インタビューの予感!!
息子は本棚から、1冊の本を取って来ました。
学習まんが人物館 エジソン…!
彼は小学校低学年の頃に、伝記漫画にハマっておりました。
そして「この人は何年に生まれて、何年に死んだ」に異常に興味を示しました。
新1年生の様子をそれとなく探りに来たスクールカウンセラーの先生に「先生は何年生まれ?」と質問して、「○○年生まれってことは、今○○歳だね!ベートーベンは○○年生まれで…」なんて言っちゃうもんですから(失礼ですよね。算数が得意なわけではないのですよ)、即時グレーゾーンリストに名を連ねました。
まぁその辺はまたそのうちお話しするとして…
まんが人物館 エジソン のおかげで、どうやら息子はエジソンについてよく知っている(つもりの)ようです。
エジソンに何を聞くの…?
で、エジソンは何て…??
を繰り返して、ついにスーパースターへのインタビューが出来あがりました!!
ドヤッ!
「気合を入れて丁寧にしっかりと作りました✨」
ということが嫌でも伝わるように、紙を大きく使いました。
インタビュアー(息子)とエジソンの各セリフには、ダメ押しにそれぞれの写真も付けました。
英語が母国語である夫のチェックも入っているので、しっかり出来ているはずです!
早いもので、この課題の時からもう1年ほど経っています。
その間に恐ろしいスピードで英語の知識を詰め込まれましたので(今中1が終わる頃ですが、すでに仮定法過去完了…日本では高校で習うはず…が終わっています)、今このインタビューを見ると、とてもかわいらしく感じます。
✔︎これまでに習った文法
✔︎やり過ぎでない程度の単語
✔︎退屈せずに読める内容
ここら辺を踏まえた上で、まぁまぁ良いインタビューが出来たのではないでしょうか!?
(周りの大人たちの涙ぐましい努力で)成績はどうなったかって?
英語は、判定不可(成績をつけられないほどのクソカス)から、並(3)に浮上しましたよ。
ふふふふふ……