発見!反抗期に効く2大ワード
子どもの反抗期、疲れ果てました。
思春期の方のやつです。
親が何か言ってもえらい事になるし、何も言わなくてもえらい事になる。
手のつけようがないとはこのことか💡
言葉がすとんと腑に落ちる、貴重な経験をさせてもらっています。
押してもダメ、引いてもダメ、吹いても、吸っても、引きずってもダメ。
引きずる(物理的に)のは何度もやりましたが、アレはものすごい筋肉痛になりますね。
そんな手のつけようがない状況の中で、めずらしく好反応を得られた言葉が2つありました。
全反抗期諸君に効くかはわかりませんよ?
麦が個人的に、好感触を得た2大ワードです。
〈ギュッ〉
息子は、ゲーミングPCが欲しい。
しかし、買ってもらえない。
オレだけだよ、自分のゲーミングPC持ってないのなんて!
自分の部屋にTVもないんだよ?
はぁぁーーなんでなんだよ💢
おかしくない?💢💢
ねぇ、なんでオレにゲーミングPC買ってくれないの!?💢💢💢
しばしばその怒りが、息子のおしゃべりな口から噴出されます。
上記のような台詞が、飽きもせず毎回同じように繰り返されます。
またその言い方が!いやぁあぁぁあな感じなんですよね。
反抗期の子ってのは、人を嫌な気持ちにさせる天才ですね。
自分の生活のどの辺をどのように見たら、ゲーミングPCを買ってもらえると思うわけ?
麦は毎度丁寧にお返事するのですが、キレた息子は全く聞いていない。
聞いたところで「あぁ、そうだね!」となるわけもない。
めんどくさいですし、地味に激しく消耗します。
こりゃフツーに対応してちゃイカンな、と麦は思いまして、返事の仕方を変えてみることにしました。
次にまた
オレだけだよ…ゲーミングPC持っ…テレビ…なんで…おかしくない…なんで!?💢💢💢
が出たタイミングで、麦はよく聞こえなかったフリをしながら
えっ?
ギュッとしてほしいって!?
と言ってみました。
すると息子は
…いやぁ、そりゃあ、ソレはいつでもして欲しいけどさぁ…❤︎
にやにやしながら答えました。
もちろんこれは、息子が麦の投げたボケを礼儀正しく打ち返しただけの、年頃男子によるリップサービスです。
ヤツは反抗期だろうと、日頃からハグはフツーにします。
住んでいるお国柄の影響もあるかも知れません。
ところで、反抗期って、大きく2種類に分かれるような気がしません?
内に秘めるタイプと、外に発散するタイプ。
子どもが何を考えてるのか分からなくて親がモヤモヤするパターンと、親子とも気力体力声帯を消耗しまくるパターン。
息子は外に発散するタイプなのですね。大音量で。すごく迷惑です。
えっ?ギュッとしてほしいって!?
この言葉は、相手の戦意を喪失させる効果があるようです。秘め型・発散型、どちらのタイプにも使えそう。
は?何言ってんの??と呆れさせるもよし、
うぜー。と一歩引かせるのもよし。
気持ち悪っっ!と相手が逃げ出せば、とりあえず一旦終わりにできるし。
何も解決はしないが、一瞬正気に戻る。
運が良ければ、ちょっと場が和む。
そういう一言って、反抗期諸君が相手でなくても、いつでも役立ちますね!
解決は、しないんだけど。
〈毛〉
ギュッは戦意喪失型でしたが、次は意表を突く型です。
「〜をしなければならないですよ」
「〜をしないでくださいよ」
こういう指図を受けるのは、反抗期諸君が必要以上に嫌がる点ではないでしょうか。
大体いつの間にか「あっ、そっか〜!」で済むようになるんですけど、反抗期諸君には辛抱たまらんほどムカつくようですね。
「いつまでも起きてないで、寝なくてはいけませんよ」
「部屋に空きペットボトルを放置しないでくださいよ」
もぅうるさくてウザくてたまんないのですね。
仕方ないです。年頃ですから。
では、コレらに、毛を付けてみましょう。
もう少し詳しく言うと、毛が生えたらを付けます。
「毛が生えたら、明日ちゃんと起きれるような時間を自分で考えて寝ないといけません」
「毛が生えたら、空きペットボトルは自分で所定の位置に片付けるのですよ」
反抗期諸君を、一瞬でも
毛…?
と戸惑わせることができれば、しめたものです。
意表を突いて、思考をちょっと違う方向に持って行ければ、それで良いのです。
お年頃特有の逆立ったトゲトゲが少しふわりとする…それが大切です。
生えてれば、おそらく何やら考え込むでしょう。
毛?生えてないし!
と言われたら?
「よぉーく見てみ、2、3本生えてるかもヨ」
とでも言っておけば、風呂場かトイレにでもこもって、しばらく出て来ないでしょう(毛のチェック)。
その間に、何にトゲトゲしてたのか忘れる可能性大です。
アタシ、毛生えてます
毛は、応用範囲が広いです。
「今までは重い荷物を親に持ってもらえたけど、毛が生えたら親の荷物を子が持つのですよ」
みたいな感じ。
便利ですね!
ちょっと…
下品ですけどね☆