麦のおもらし

ドイツで細々と生きるズボラ主婦がもらす、インテリアや収納やなんやかんや

〈息子の誕生日〉デュッセルドルフで買うケーキ

息子が12歳になりました🎉

 

去年の息子の誕生日は家族旅行中だったので、ケーキがなく…

そのことをネチネチと、何かあるたびに人質のように取り出してきて責め立てられました。

 

息子の希望で、息子の行きたがった街を旅行していたのに(北ドイツの旅だった)。

 

半年以上ネチネチ言われたので、簡単なケーキを焼き、改めてお誕生日パーティーをしたのでした。

 

理不尽

 

 

今年は同じ轍は踏まないゾ、と、きっちりケーキを予約いたしました。

 

このケーキです。

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いちごのショートケーキ

 

めっちゃ日本〜🇯🇵

 

デュッセルドルフ在住の日本人におなじみの、日本のケーキ屋さんのケーキです。

想像通りの味がします。

おいしい😋

 

ハナロー(これまたおなじみのアジアンスーパー。韓国系だが日本の物も多い)で、息子リクエストの牛タンもいっぱい買ったし!もやしとキムチも買った!!

 

牛タンを焼いて♪ ケーキを切って♫ パーティー🥳

今年は文句は言わせない☆

 

と思っていたら、夕方になって息子が

 

あ〜っ 忘れてた!!

今日の夜は学校のモーデンシャウ(ファッションショー)に行くんだった!!

 

と言い出しました。

仕方ないので、焼いた牛タンとどんぶり飯を食わせて、送り出しました。

 

牛タン、すぐ焼ける。

 

パーティー♪ と思って早く帰って来た夫と2人で、もそもそと牛タンを食いました。

息子のいないテーブルで牛タンを噛み締めつつ、

アァ彼も大きくなったのだナァ、

と若干の淋しさも咀嚼。

 

それでも牛タンはやはり、うまかった。

 

 

ちなみに学校のファッションショーとは、学校オリジナルのアパレル類(Tシャツとか、キャップとか、パーカーとか)を生徒たちが着用し、生演奏に乗ってモデルのように歩く、というものだったらしい。

 

会場の外では、もちろんそのアパレル類を販売している…集金イベントなのであった。

 

公立なのに。

お国の違いを感じます。

 

 

お誕生パーティーに関しては、文句を言うスキを与えなかったと思うのですが、ネットで注文したプレゼントがまだ届きません。

 

懸念材料。

 

〈息子の歯科矯正①〉歯医者ビルに潜入

どこからどう見ても治さなくてはいけない向きに生えている歯が、息子には2本ほどありました。

 

歯並びは遺伝するそうですね。

夫は矯正をしていないのに、ほぼ真っ直ぐです。

 

麦は強烈な八重歯と共に大人になり、息子が幼稚園のときに矯正を始めました。

なので、今はまぁまぁ、真っ直ぐです。

 

麦の歯並びが息子に遺伝したわけです。

 

〈息子、ついに歯科矯正を始める〉

息子は、前歯の向きが明らかにおかしいのです。

日本にいるときから、そのうち矯正しなきゃなぁ〜とは思っていたのですが…

 

ドイツの小児科に腹痛でかかったときなんかに、日本と同じように、心臓の音を聴いて…アーンして…

 

そこで必ず言われます。

 

身体は大丈夫だけど、早く矯正して

 

…デスヨネ。ソウシマス。

 

 

この流れは、麦が日本で皮膚科に行った時のことを思い出させます。

 

足の裏にできた魚の目を取ってもらいに行ったら、女医が麦の顔面をしげしげと見つめて、

 

で、そのシミはどぅすんの??

 

と言いました。

魚の目を取ってもらいに行ったのに。

 

…デスヨネ。トリマス。

 

処方されたハイドロキノンで薄くなりましたが、まだバッチリ残っています。

 

 

とにかく、息子の歯も全部生えかわったことですし、やっとこさ矯正を始めることにしました。

 

〈ドイツの小児歯科〉

矯正の前には、歯のおそうじをした方がよろしい。

というわけで、まずは小児歯科にてクリーニング。

 

日本では、コンビニより歯医者が多いと言われるほどの歯科乱立時代ですが、ドイツもそんな感じです(コンビニはないけど)。

 

歯医者だらけ。

 

そして、歯科は進化しています。

 

息子の小児歯科に行ってビックリ!

ビルが丸ごと歯医者で…

 

ビルの入口を入ると、受付をするホテルのフロントのような場所。

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えらいこっちゃ

 

シャレのめしています。

 

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なにやらものものしい鳥たちのオブジェがお出迎え

 

 

 

各階ごとに、専門分野の違う歯科が入っています。

小児歯科の階まで行くと…

 

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小児歯科の入口

 

なんてこった、楽しそう!

麦のテンションが上がります⬆︎

 

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待合室の立派すぎる遊具

 

待合室!なんて楽しい待合室!!

麦のテンションが上がります⬆︎

 

息子はずっとスマホをいじっていました。

つまんない⬇︎

 

でももう12歳になるので、滑り台をおすべりしていたら、それはそれでちょっとこわい。


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診察室

 

診察室は宇宙的イメージ。

どデカいロケットや、スターウォーズ関連のフィギュアが置いてある。

天井にはめ込まれたモニターでは、ミニオンが流れていました。

 

歯のクリーニングは、こことは別の部屋で行われました。

息子だけ連れていかれたので、残念ながらそちらの部屋の内装はわからず。

 

クリーニングは保険が適用されず、€60ほどでした(うちの健康保険は、公的保険)。

 

 

〈矯正歯科〉

矯正歯科も同じビルの中です。

こちらはぐっと大人っぽく…

 

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待つところも、

 

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診察室も、

 

Vitraのショールームかな?

 

という趣。

というか、そのもの。

インテリア好きの麦のテンションが上がります⬆︎

 

 

 

息子は、

 

ハリガネのツァーンシュパンゲ(矯正器具…自然に増えてゆく子どもの不思議なボキャブラリー)は絶対ヤダ‼️

 

と主張していました。

 

そう思うのも、当然です。

麦が矯正でもがき苦しんでいるのを、間近で見ていたのですから。

 

麦は、アゴが小さいために健康な歯を4本抜き、かなりのスピードで動く歯、並びに歯の根元の骨の強烈な痛みに、悶えました。

動く時期には、メシメシ、ギリギリ、動くのです。

思い出すだけでゾッとします。

ロキソニンを、こっそり2粒のみました。

 

フツーのハリガネの矯正器具だったので、見た目も怖い。

無邪気な子供達に、ソレなに?と聞かれます。

アァコレ、コレはハをマッスグニする、ドウグだヨ…

ハリガネのせいで口内炎だらけの口で、何回答えたでしょうか。

こんなにひどい口内炎が続いて、将来無事でいられるはずがない、と思いました。

 

O157も、矯正も、出産より痛かった。

 

しかも、矯正は長く続く。

 

息子がハリガネはムリ、と言うのはナットク(*´꒳`*)

お値段次第ですけどねっ。

 

 

そんな息子が歯医者さんから提案された矯正方法に、麦家はびっくり仰天しました。

 

つづく…

〈マリメッコの服〉ユニクロコラボと、フツーのマリメッコの服

 

マリメッコの服を、買いました。

 

 

前に我が家を訪れた麦の両親からのおみやげの中に、ユニクロとマリメッコのコラボ服が含まれていました(かわいかったから〜!マリメッコやで、マリメッコ💢!!と両親は非常に得意気であった)。

 

麦自身が毎日ユニクロを着ているにもかかわらず、

いや、ユニクロやろー。と思った、その服。

 

イザ着てみると、お疲れ顔も明るく見え、シルエットもかわゆく、とっても気に入ったのです。

 

マリメッコの服、いいやん❤︎

スッカリ気に入ったのでした。

 

 

〈マリメッコ×ユニクロの服〉

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こちらが、両親からのおみやげの服です。

 

この両脇の切り替えが、裾広がりのシルエットを作り、なんともかわゆい。

 

生地は張りのある(てゆーかフツーの)コットン。

洗うとシワになりますが、無精者の麦がアイロンをかけてまで着用する程のお気に入りになりました。

 

暑い時期は1枚で、寒い時期には下に極暖ヒートテックを着込み、上にカーディガンを羽織る。

一年中活躍

 

着るだけで、健康そうに見える。

 

マリメッコの服って、便利!

麦はそう認識しました。

 

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どことなく気味が悪い置き方

 

80年代風色落ちジーンズがまたキテル!みたいな話をネットで読んで、

そういゃ薄い色のジーパン、あったよな…

と、引っ張り出してきたジーンズと合わせて置いてみました。

 

でも多分、80年代風うんぬんは、もっとケミカルウォッシュ的なものを指すかと思います。

 

…ま、いいや。

これ履いとこ。

 

〈フツーのマリメッコの服〉

すっかりマリメッコの服が気に入った麦。

しかし、ドイツは日本ほどマリメッコが充実していない感じです。

 

 

週末に行ったケルンのお洒落スポット、ベルギー地区(と呼ばれる場所)にて、ふらりと立ち寄った本屋+雑貨屋さんみたいなお店で、発見しました。

 

かなり充実したマリメッコ

 

服はとても充実しており、食器もなかなか充実しておりました。

布は、なかったかな。

 

しかも、大量の服がセールになっていました。

麦のクローゼットは、こないだ服を整理したのが効いて、まだまだ入ります。

ふふふ。

 

セール品の中から選んだのは…

 

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これ。

こうやって見ると、ちょっと目がチカチカする。

 

愛用のユニクロで味をしめた、ノースリーブ。

布は、ユニクロのより薄くてやわらかい。

 

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並べると、こう。

 

ユニクロは横に広がる、ヒラッとカワイイ感じ、

今回買ったフツーのは、細長くてちょっと大人っぽい感じ。

 

フツーの方は、すそにスリットが入ってる。

ネックラインも違いますね。

 

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何も入らないカバンほどかわいいという法則

 

アッサリ着るのもいいし、

 

 

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オールドグッチといえば聞こえがいい、麦母の古いぽしぇっと

 

いっそコッテリも楽しい。

赤いスカートは、ユニクロ。

 

産地を見てみると、ユニクロは中国、フツーのはリトアニアでした。

 

 

〈夫のイチオシ〉

麦ちゃん麦ちゃん!コレは買っとかなアカンで!!

と、夫が強力にプッシュしたのはコチラ。

 

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カバンのヒモに寝グセがついてる

 

ピンク×黄色のボーダーワンピ♫

もちろんセールコーナーから発掘。

 

首回りのカットといい、シルエットといい、これはユニクロと同じパターンのようです。

定番なのかな?

くすんだ紫色の愛用しすぎてくたびれたカバンと🌸

 

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漫画・まことちゃん(楳図かずお)の家の猫、メチャのカバン

 

マリメッコの服には、↑こういう頭陀袋みたいなのが合いますね!

ディスってるワケではなくて、頭陀袋も活きる…っちゅーの?

そういう感じ。

 

セールの服のお値段ですが、

ノースリーブ:€91 → €73

ワンピース:€195 → €95

 

麦は、セールでもけっこうするワネ💨、と思いましたが…

日本よりはマシ?別にそうでもない??

 

とにかく!いっぱい着て、活用します♫

 

〈言いたい言葉〉

なんとなく、言いたくなる言葉があります。

 

良い意味を持つ言葉、とかいうことではなくて、単純に「口が言いたい」ことばです。

 

麦にとってはどうやら、濁音が入っていて、少し重みがあり、重力でひとりでにこぼれ出すような、そんなことばです。

 

気分よ〜く発声しているのに、なんとな〜く💢をつけたくなるような、勢いのあることばです。

 

固有名詞が多いかもしれません。

 

〈① ドバシ💢〉

昔、麦が働いていた頃に、同僚たちと行ったおいしい焼肉屋さんがありました。

 

その焼肉屋さんは、土橋、という駅にありました。

ドバシ、と読みます。

 

曖昧な記憶によると、結構大人数で行っていたような気がします。

 

みんなで電車に乗って行くのですが、

電車を待っている間にも、電車に乗っている間にも、みんな口々に

 

ドバシ💢

ドバシ💢

ドバシッ💢

ドバシ💢

 

と言っています。

 

おしゃべりの途中に、ただボーっとしているときに、タバコを吸いながら、

 

ドバシ💢

ドバシ💢

 

言っているのです。

無意識です。

 

その時、しばしばハッとするような名言を吐く同僚が、みんなに向かって言いました。

 

言いたいだけやろ?

 

麦はまたハッとさせられました。

言いたいだけです。

 

ドバシ💢

 

 

その同僚が放った一番の名言は、なんといっても

 

人の練った納豆って、信用できんくない?

 

です。

 

 

似たような言葉では、土鳩(ドバト💢)もなかなか、言いたいです。

 

 

 

〈② ルケバキオ💢〉

ルケバキオとは、デュッセルドルフのサッカーチーム、フォルトゥナ・デュッセルドルフにいる選手の名前です。

 

ある日、フォルトゥナのファンショップ(公式グッズや試合のチケットを売っている)で、息子が店員さんに質問していました。

 

ここでトリコット(ユニフォーム)買ったら、選手の名前を入れてもらえるんですか?

 

店員さんが答えました。

 

入れられるよー!誰がいいの?

ウザミ(宇佐美のドイツ語読み)?

ラーマン??

ルケバキオ💢???

 

息子は答えました。

 

うーん、ウザミもいいし…ラーマンもいいなぁ…

でもやっぱり、ルケバキオ💢

 

店員さんと息子は、機嫌よ〜く話しているのですが、なんとな〜く、ルケバキオの後には💢が見えるような気がします。

 

ルケバキオ💢

 

言いたいです。

 

ルケバキオ💢

 

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ルケバキオ💢は、カタカナの方がイイ

 

 

 

〈③ボスニア💢ヘルツェゴビナ💢💢〉

年末年始に日本に一時帰国した時のこと。

我々は山手線に乗っておりました。

そして、息子のクラスメイトの話をしていました。

クラスメイトには色んな国の子がいるので、麦が

 

その子、何人なん?

 

と聞くと、息子は

 

ボスニア・ヘルツェゴビナ💢

 

と答えました。

 

その瞬間、息子の隣に座っていたお姉さんが凄い勢いで息子を見ました。

 

確かに。

答えの意外性もさることながら、

ボスニア💢ヘルツェゴビナ💢💢

という響きの破壊力よ!

 

 

ボスニア💢

ヘルツェゴビナ💢💢!!

 

ボスニア💢だけでも言いたいのに、

ヘルツェゴビナ💢💢!!

 

ヒィー!

 

ボスニアヘルツェゴビナ💢💢💢

 

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旧ユーゴスラビア、首都はサラエボ

 

みなさまにとっての「言いたい言葉」って、どんなでしょう??

とっても、気になります。

 

〈ビザの更新!②〉と、ビザを受け取りの際の注意点

前回↓の続きです。

omorashilife.hatenablog.com

 

大急ぎで地下鉄に飛び乗り、家に戻りました。

大急ぎで給与明細を用意します。

大急ぎでまた地下鉄に飛び乗ります。

 

役所が閉まるまで、あと30分‼️

間に合うのか⁉️

 

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盛り込み過ぎてややこしいお菓子、コアラ ラッキー キノコ。

麦家に幸運は訪れるか!?

 

 

〈アポイント窓口〉

麦家はもっぱらHPでアポを取っていたので知らなかったのですが、デュッセルドルフ中央駅から外人局に行くまで(すぐ近くだけど)の途中に、アポイントメントを取る窓口があります。

 

我々はもちろんその場所も知らなかったので、そこら辺の人に聞きまくりながら、文字通り息を切らしてたどり着きました。

 

ポップな雰囲気の窓口には、肩で息をする我々を愉快そうに見つめる、明るそうな殿方がおりました。

 

これこれこういうワケで…(前回参照)

 

と事情を説明し、アポを取りたいのだと言うと、

笑顔で(!!)我々の話を聞いていた殿方は、

 

じゃあこんなトコにいないで、もぅ1回、その部屋行けヨ!

あと5分しかないゾ☆

 

気楽に言うではありませんか。

 

お礼を言って、また走ります。

再びため息婦人を訪問するのは気が進みませんが、何が何でも今日中に済ませたい一心が迷いを削ぎ落とします。

 

今日を逃すと、息子の学校は始まるし、夫もまた仕事を休むことになる…!

 

あと5分だし‼️

(ドイツの終業5分前、というのは、つまり職員の帰り支度はすでに整っており、時間がピッタリになるのを待っている状況である…だいたいの場合。)

 

 

〈ため息婦人との再会〉

しかし、いざご婦人の部屋のドアの前まで来ると、やはり心にためらいが生じました。

 

でももう時間がない❗️えぃっ‼️

 

ノックして部屋に入ります。

 

ハァァァァァァ〜〜〜

 

ご婦人は我々を一瞥し、またおまえらか、と言わんばかりの、深ーいため息をつきました。

 

しかし、さっきと今とではぜんぜん状況が違います。

今は、平身低頭お願いをする立場です。

どんなに格好悪くったって、かまやしません。

とにかくコレ(ビザ更新のための書類)を受理してもらえたら、いい。

 

 

…今日持って来てとは…言って…な…ぃ…

 

 

すんません、すんません、こんな時間に!!

もーしわけないっっ!!!!

あなたの言ってた、あの、あそこの窓口の人がっ!

アポはもういいから今直接行けって言ってたから!!来ました!!!

 

と言いながら、ドカッと家族揃って椅子に腰掛けました。

ドイツの人は、「あの人がこう言ったから」と言われると、じゃあしょーがねーな、と思う傾向があるように感じます。

 

…ハァァァァァァ〜

…パスポート…

 

‼️

どうやら処理を始めてくださるようです✨

やった!

 

ボンっっ

 

やはり投げ返されます。

さっきはムッとしていた夫をそっと見てみると

 

投げて投げてっ!♪

ドンドン投げてっっ!!♫

 

と言わんばかりに目を輝かせて、投げつけられたパスポートをいそいそと拾っています!

 

麦は、阿藤快のように、なんだかなぁ〜と思いました。

 

ご婦人は、同僚がチャオチャオ〜♪ (ドイツでも、親しい人同士だと チャオー♪ と言ってバイバイすることがよくある)と帰って行っても、チャオーと返事をしながら黙々と作業を続けます。

 

就業時間を過ぎても作業を続け、

 

いつもはこんなこと、しないンだけどネッッ!

 

という捨てゼリフと共に、無事に申請を受け付けてくださいました🥺

捨てゼリフは、普通のボリュームでした。

 

もしかしたら、ため息婦人は、とても優しい方なのかもしれない。

 

麦家は喜びで小躍りしながら、帰路につきました。

 

そういえば、息子は上着を脱ぐヒマがなかったので(媚びの)ドイツ代表ユニフォームをお披露目することもなく、ドイツ語を発するヒマもありゃしませんでした。

 

〈新しいビザの受け取り〉

さて、新しいビザが出来ると、またアポを取って受け取りに行きます。

 

受け取りは、殺伐とした雰囲気でもなく、ただ受け取るだけのハズですので、息子と麦の2人で行くことになりました。

もうドイツ語しゃべれるし(息子だけが)。

 

◯◯番の部屋で、△時。

 

指定された部屋番号と時間を心の中で繰り返し呟きながら、役所にむかいます。

 

建物に入るとすぐに

ビザ受け取り

と書かれた待合所があるのですが、案内板によると◯◯番の部屋は、ここではないようです。

 

おかしいなぁ〜、と思いつつ、◯◯番付近の待合所で待ちます。

 

呼ばれません。

 

近くのブースでは、日本人家族がおそらく最初のビザ申請をしています。

 

だぁかぁらぁあ!

結婚する前のっ!!

苗字っっ!!!

 

男性職員が、待合所の人々全員を恐怖に陥れるような大声で怒鳴っています(英語)。

 

ガンバレ…!!

 

陰ながらエールをおくります。

男性職員、いくらなんでも酷すぎる。

 

それにしても、呼ばれません。

随分時間が過ぎました。

 

息子に、◯◯番の部屋行って聞いてきて〜と頼みます。

あぁ、楽になったもんだ(*´꒳`*)

 

ここじゃないんだって〜!

やっぱり入り口の所で待つんだって〜!!

 

と息子が戻ってきました。

 

がーん。やっぱり。

でもどうしよう、アポの時間はとっくに過ぎてる…

 

あっちの機械で、もう一回番号取れば大丈夫なんだって〜。

 

息子よ!頼もしい!!

 

まだすったもんだしている日本人家族の背中に向かって幸運を祈りつつ、正しい場所(ビザ受け取りと書いてある所!)で番号札を取り、再び待ちます。

 

受け取り専門のこちらは回転も速く、すぐに自分の番号と受け取る部屋がモニターに出ました。

 

部屋に入ろうとして気づきました。

ドアに、麦が心の中で繰り返していた◯◯番、が書いてあります。

 

案内板に書いてある番号はブースの番号、アポで知らされるのは部屋の番号なのでした。

麦の他に間違えるようなトンチキな方はいらっしゃらないかもしれませんが、一応お気をつけくださいませ。

 

あとはもらうだけです。

息子のパスポートを見せて、さぁビザを出して頂戴、と思っていたら…

 

あなたのパスポートを見せてください。

 

と、きました。

 

…へ?

麦のパスポート??

持ってない。ヤバい。

 

…あの…私今日自分のパスポートは持ってなくて…その…ビザならあるヨ…

 

いいえ、ビザじゃなくて。

パスポート。

 

ヤバい。粘らなければ。

財布から取り出した自分のビザ(普通のカードと同じ形状です)を無理矢理職員さんに押し付けながら、隣で諦めムードを醸し出している息子に、目で

オマエナンカシャベレヨ、

と伝えます。

 

こういう時の世間話というのは、思いの外有効です。

 

さっき間違った所で待っちゃっててね!なかなか呼ばれなくておかしいなーと思っててナンタラカンタラ……

 

母からのプレッシャーを感じた息子が、職員さんに向かって話し続けます。

 

職員さんは、へぇ〜そうだったんだ〜なんて言いつつ、

 

こういう場合、親もパスポートが必要ですからね、次からは持って来てくださいね!!!

 

と、ビザを渡してくださいました。

よかった、すいません、よかった。゚(゚´ω`゚)゚。

 

 

お子さんのビザを受け取りに行くときには、親御さんのパスポートもお忘れなく。

 

✴︎2019年3月現在、デュッセルドルフ✴︎