麦のおもらし

ドイツで細々と生きるズボラ主婦がもらす、インテリアや収納やなんやかんや

〈Café FLORIAN〉ドイツ・デュッセルドルフの美味しいお店

〈Café FLORIAN〉

 

f:id:Mugichama:20181126210643j:image

赤いひさしが、NordstraßeのCafé FLORIAN

 

家族で外食するというのも、子供がいるとままならないことがあります。

子どもが小さいと食べられる物も限られるし(やたらうどん)、小さくないと食べたい物の主張が激しい。

 

何を食べるかで揉め事が発生し、揉め事を収めるために自分の食べたいものを我慢して(自分の欲求を抑えるのはだいたい。慣れているので我慢していることすら気づかなかったりする)、ストレスで食べる前からお腹いっぱい。

 

麦は、しょっちゅうこのパターンにハマります。

もぅビールでえぇわ。というやつです。

 

 

こういう時、

そうや、アノ店にしよう💡

と誰かが言って、全員が

ソコならイイネ💡

と答えられる店があるということは、非常に精神衛生上良いことかと、思います。

 

日本ならサイゼリヤがあるから、それでいいのです。

うちの息子は、とにかくパルマ風スパゲッティを食わせときゃ満足しますし、そこにペコリーノ粉チーズまで注文した日にゃ、5回はありがとう❤︎と言われます。

 

パルマ風スパゲッティワカメサラダを1人で全部食べ、プチフォッカも食べれば満腹満足。

ドリンクバーも付ければ、あともう5回はありがとう❤︎と言われます。

 

親もお腹の空き具合に合わせて、

やっすいワインを飲みながら辛みチキンを食うもよし、ニンニク気分ならペペロンチーノを喰らい、ビールを飲みながらヤリイカのなんとかを食べる…なんと選択肢の多いことか。

 

しかも安い

 

デュッセルドルフのCafé FLORIAN のことを書くつもりが、恥ずかしながらサイゼリヤについて熱を込めて話してしまいました。

 

麦家は去年の夏にドイツに引っ越して来て、まだ一度も日本に行っていないので、恋しいのでしょうね、サイゼリヤ

全然マズくない(昔はマズかったですね)し、安い

 

ドイツでは安くて美味しいお店というと…アタリ🎯のアジアンインビス(サッと出て来てパパッと食べる感じのアジア料理店)か高い店くらいしか、ドイツ初心者の麦には思い当たりません。

 

そこそこ美味しければ、そこそこのお値段。

 

わざわざマズイものを食べたいわけがないので、仕方なく、そこそこの値段を払うわけです。

 

 

というわけで満を持して登場、今回ご紹介させていただきたいお店、

Café FLORIAN

麦家の全員が、ソコならイイネ💡と言う、ありがたいお店です。

 

沢山の飲食店が軒を連ねる、Nordstraßeにあります。

 

Nordstraßeは、デュッセルドルフの中心Heinlich-Heine-Allee駅から、地下鉄で一駅。

 

 

間にはHofgarten (ホフガルテンという公園)が広がっているので、ホフガルテンをお散歩しつつ、街から向かうのもいいですね♫

f:id:Mugichama:20181127035419j:image

ホフガルテンにて、下校中の息子

現地校なのに平気で日本のランドセルで通っていた

 

f:id:Mugichama:20181127035514j:image

カーニバルの仮装でホフガルテンを歩く息子と麦

 

〈Café FLORIAN の雰囲気〉

Café FLORIAN は、年中、昼も夜も、中も外も賑わっています。

人気店のようです。

 

内装の感じも、とっても素敵。と言っていいと思います。

 

f:id:Mugichama:20181127021939j:image

窓側

 

f:id:Mugichama:20181127022020j:image

奥側

 

f:id:Mugichama:20181127022053j:image

入口側

 

Café FLORIAN というそのものな名前といい、ウェイターさんの制服といい、床の市松模様といい、

かの有名なベネツィアのカフェ、FLORIAN を彷彿とさせます。

ベネツィアのFLORIAN には、麦は大昔に1度行ったきりです。

 

夜になると各テーブルのキャンドルに灯がともり、自分の写真写りが格段に良くなります。

インスタ映え。

 

どこであろうと市松模様の床には萌えます。

f:id:Mugichama:20181127022727j:image

いちまつっ!いいっっ!!

 

 

カップルがイチャイチャしながら楽しそうに飲んだり食べたりしています。

じいさんばあさんもいます。

小さい子供連れの家族もいます。

 

立ったままビールを飲んで、サッと帰る人もいます。

腰を落ち着けてお茶を飲みながら、ガールズトークをしている女子もいます。

1人でガッツリ食事をしている人もいれば、家族でワイワイ食べている人たちもいます。

 

誰でも、いつでも、好きなように居られるのは、良いお店だなぁ(*´꒳`*)と思います。

 

ドイツの割には、店員さんのサービスも良い。

麦は、このお店がとても好きです。

英語のメニューもあります。

 

 

〈Café FLORIAN のたべもの〉

いくら居心地が良くても、食べ物がクソまずいと台無しです。

しかし、このお店。

何を食べても美味しいのです(今のところ)。

ドイツでは、奇跡。

 

小さいですが、メニューです。

f:id:Mugichama:20181127030917j:image

別に安くはないのだけれど、美味しい。

朝ごはんメニューもありますね。

 

最近、晩ご飯を食べに、麦家が訪れたある日は…

  • 息子:牛肉入りのペンネ(トマトソースのペンネにステーキの切れ端が入ってる)€12.50
  • 親:シャケ(魚が食べたかった)€18.90
  • 親:エビのアヒージョみたいなやつ€10.50

を食べました。

 

飲み物は、親がビールで子がコーラ。

 

 

息子がいつも食べる牛肉入りのペンネは、ボリュームがあって、肉もたっぷり。

うまい

f:id:Mugichama:20181127032202j:image

 

 

シャケはソースが美味かった。

付け合わせのポテトも旨し

ほうれん草も、珍しくちゃんと味が付いている。

f:id:Mugichama:20181127032219j:image

 

 

エビもパクチーが効いていて美味い!

f:id:Mugichama:20181127032240j:image

 

 

最初に出てくるパンにつけるガーリックマヨみたいなやつが、まためっちゃうまい!

パンも、中がフワフワで美味い!!

一瞬で食べ尽くす。

f:id:Mugichama:20181127032454j:image

 

 

この時は食べなかったけれど、キャラメルクルミと温かいチーズのサラダは、麦の大好物です(€12.90)。うま〜

 

アルゼンチンビーフのステーキ🥩も、また旨い。

ヨダレが出てきた(麦家好みなだけかも)。

 

 

季節限定メニューもあり、今の時期なら、Gans(ガチョウ)。

f:id:Mugichama:20181127041055j:image

 

クリスマスマーケットのお楽しみ、グリューワイン(ホットワイン)もあります。

白いお釜みたいなのに入っている。

f:id:Mugichama:20181127041144j:image

みんな、めっちゃ飲んでた。

 

 

ただし、もうお気づきかも知れませんが、別に全然安くはない。

だから、たまにしか行けない

 

たまにしか行けないけれど、Café FLORIAN !

とても良いお店です(*´꒳`*)

 

 

〈店舗情報〉

f:id:Mugichama:20181127035953j:image

Nordstraße 56, 40477, Düsseldorf 

営業時間:月ー日   9:00 - 1:00

 

長い時間やってるのもまたうれし♫

並びにあるタパス屋さん、ラコピタも有名です♪

 

 

✴︎店舗情報は、2018年11月現在のものです✴︎

〈息子が生まれた日②〉息子の誕生、夫のことば

〈息子、誕生!〉

 前回↓の続き

omorashilife.hatenablog.com

 

 まくった麦は、分娩室に入りました。

たぶん朝の8時くらいだったのだと思います。

 

麦母が何を血迷ったか、私が立会いましょか??なんて言って、看護師さんにキッパリ断られています。

 

始発の新幹線で東京から大阪に向かったはずの夫は、果たして近づいて来ているのでしょうか。

 

もうこの辺りの記憶はあいまいなのですが、

メールなのか、通話なのか、とにかく夫と麦は連絡を取り合っていたようです。

 

産科の先生や看護師さんたちが、夫の現在地を麦に尋ねてきます(立会い出産希望としているため)。

 

いまドコ?フワー(麦が痛みを逃す声)

 

と夫に聞くと、

始発には乗ってないねん。

会社にパソコン取りに寄っててん。

 

と言うではありませんか。

 

………パソコン💢(麦)

 

あと1時間くらいしたら、着くと思うねんけど〜(夫)

 

麦は思いました。

もう来なくていい。

そもそも麦は全然、出産に立ち会ってほしくなどなかったのです。

夫が希望していただけだったのです。

 

先生方に、夫の到着までまだかかりそうデスと伝えると、先生は軽ーい調子で、

 

そうなんやぁ〜。

じゃあ、待つ??

 

とおっしゃいました。

 

はぁ?待つ??そんなん出来るんですか???

 

できるよー。出さへんかったらええだけやし。

 

…どうもこの先生、交代の時間らしく、さっきから隙を見ては帰ろうとしています。

逃ーがーすーもーのーかー。

 

 

せんせいっ!待たない待たないっ!!大丈夫!!!

あと2、3回で出すから!!!!!

フワー

 

 

と先生を諦めさせ、約束を守るべく懸命にひり出します。

ぐぉぉぉぉぉーーーーーー!💢💢💢

 

 

出ました!

息子誕生!!

 

夫は立会いませんでしたが、大学病院での出産のため、医者の卵が男女1名ずつ立ち会ってくれました。

 

 

〈夫のことば〉

赤ん坊が産まれた後のなんやかんや(洗ったり、縫ったり、カンガルーケアとか乳飲ますとか)をしてるうちに、

廊下をドタドタドターと走る音が聞こえてきました。

 

どうやら夫が今さら到着したようです。

 

夫はごめんごめーん♫ と言いながら分娩室にぴょーんと飛び込んでくると、一直線に息子に向かい、一気にまくし立てました。

 

かわいいでしゅね〜パパでしゅよ〜💕

あっ!ばぁば(廊下で待つ麦母)に見せてこよ♫

 

ほやほやの新生児を何のためらいもなくヒョイっと抱き上げ、呆気にとられている麦のことなどお構いなしに息子を抱えて歩き出しました。

 

そして、何かを思い出したかのように麦の方を振り返り、麦に向かって一言、言いました。

 

 

鼻毛出てるで。

 

 

くやしい。こんなこともあろうかと、病院に来るタクシーを待ってる間にちゃんと切ったのに。

一生懸命きばったから、一気に伸びたのか…?

 

f:id:Mugichama:20181125183527j:image

そのときの写真(麦母撮影)

 

分娩室から入院する部屋までヨロヨロと歩き(産まれた後があんなに痛いなんて、聞いてなかったぞ)、自分のベッドにたどり着きました。

 

たどり着いたらまず、入院セットから手鏡と毛抜きを取り出し、処理しました。

確かに、出ていました。

 

おまけに、きばり方が下手だったのか目の血管が切れたようで、片目が真っ赤になっていました。

ひどい有様でした。

 

結局、夫は取りに行ったパソコンを一度も使うことなく、東京に戻りました。

 

 

この日から何年も経った頃、この麦の鼻毛の話を、夫が会社でネタにしていることが発覚しました。

本当に失礼なことです。

〈息子が生まれた日①〉おしるし、陣痛

〈おしるし、来たる〉

突然ですが、11年ほど前。

ありきたりなことに、満月の夜でした。

 

2日ほど前から、もうパンパンにせり出した腹がなんとなく痛い。

腹の中には、息子が入っていました。

出産予定日は、1週間後。

 

出産を控えて大阪に里帰りをしていた麦は、なーんか、やっぱり痛いよなぁ、と思いつつも、

もぅ夜中やし、まぁ寝よ。

と、おトイレに入りました。

 

……めっちゃ血が出ました。

ひぃーヤバいよヤバいよと慌てて病院に電話すると、

 

それはおしるしやから、大丈夫。

様子をみてください。

 

と言われました。

 

母親学級で聞いてた「ちょっと血が出るともうすぐお産です。それをおしるしと言います。」っていうのとえらい違うんですけどぉぉぉー(T-T)!

 

麦は激しく主張し、鼻で笑われながらも病院に来ることを許可されました。

用意してあった入院セットをかかえて、麦母とタクシーで病院に向かいます(麦父は単身赴任中でした)。

f:id:Mugichama:20181124065919j:image

 

タクシーの窓からは、ついてくる満月が見えました。

 

〈陣痛、来たる〉

夜中の病院に着きました。

大きな大学病院です。

実家の辺りで里帰り出産を受け入れているのは、この病院だけだったのです。

 

ひと通りのチェックを受けて、

 

まだまだ出てけぇへんな(出てこないね)。

明日になったら、病院の中でも歩き回ったらええわ。お産が早くなるから!

 

とまたもや鼻で笑われつつ、とりあえず陣痛室に入ることを許可されました。

大げさなヤツだと思われたのでしょう。

 

陣痛室には、先客の夫婦が1組。

あイタタ…

ほらほら、テニスボール(で痛みを和らげて)…

なんてやっています。

 

麦はその様子を、ひぃー痛そ!こわー!!

と横目で見ながら、あてがわれたベッドにもぐり込みました。

 

出産に立ち会う気満々の夫(東京)に、病院に来たことを連絡したりしているうちに、麦の腹は急速に痛くなっていきました。

 

話が違うやんけー!!と痛みに耐えている麦を見て、あろうことか麦母は、

ちょっと1回家帰って来るわ。

と言うではありませんか。

えっ…な、なんで…??

と聞くと、

準備があるから。

と言い、準備て何やぁぁぁー!?と叫ぶ麦を無視し、そそくさと帰っていきました。

 

 

話し相手もいなくなった麦の耳に、オルゴールが奏でる冬ソナのうたが聴こえてきます。

当時でもすでに時代遅れの感がありましたが、リラックスのためのCDを流していたのでしょう。

 

でも、リラックスしている場合ではありません。

とにかく猛烈に腹が痛い。痛くなる一方です。

 

まだアイタタ、テニスボールを繰り返している隣のご夫婦に気を使う余裕もなくなりました。

 

自分の口から、フワー、フワーという謎の高い声が出ているのが聞こえます。

麦母は一向に戻って来ません。

何してンねン💢

 

フワーを繰り返して夜が明けるころ、やっと麦母が戻ってきました。

 

痛がる麦に向かって、

ちょっと、何やのその声!?

エレベーターのとこまで聞こえてるやんか!恥ずかしい!!

と言い放ちました。

 

麦は怒りをこらえて、

こんなに長いこと、何しててン?💢

と聞きました。

 

麦母は、フツーに、

ご飯食べて、お化粧しててん。

ママ(夫の母)も来はるやろ??

と答えました。

 

さぁどうやってキレたろか、と麦が考えているところに、看護師さんがやって来ました。

 

看護師さん:入院になりそうやから、この書類書いてください〜

麦母:はいハイ、わたしが書きます〜

 

と調子よく受け取った麦母。書類を見ながら

 

ここは…?ここのは……こっちは何て……??

あーっ、もぅっ!暗くて見えへんわっ!

 

と言っています。

 

これの少し前から目の調子が悪く、暗いところではだいぶ見えなくなっていたのです(白内障由来の症状だったため、その後日帰り手術で回復)。

 

それやのニ、なんでオノレが書くと言っタ…??💢

 

もちろん、痛がる麦への、麦母なりの気遣いなのですが、

もぅ麦はキレました。

 

もぅいいっ!私が書くっ!!このっっ!!💢

 

と紙を引ったくり、フワーと言いながら自分で記入します。

テニスボール夫妻が引いている気配がします。

 

その間にも、腹の痛みはどんどん増していきます。

どうやらテニスボール夫人を、周回遅れからぶっちぎったようです。

 

まくれまくれ!まくらんかいっ!!

という言葉が、耳の中で何度もリフレインしていました(横山やすし師匠の声)。

まくるというのは、競輪で、コーナーを回る時に外側から一気に追い越すことです。

 

 

まくった麦は、歩き回るまでもなく、朝には分娩室への移動が許可されました。

 

始発で東京から大阪に向かうと言っていた夫は、息子の誕生に間に合うのでしょうか。

 

次回、息子の誕生、夫の言葉  に続く。

 

 

アール・ヌーヴォーとパリ旅行

〈アール・ヌーヴォー、好き〉

f:id:Mugichama:20181123200911j:image

アール・ヌーヴォーには心を惹かれます。

どうしてなのでしょう。

クネクネしているからかしら。

 

若い頃からアール・ヌーヴォーが好きでした。

大学生のころ、家族旅行でパリのオルセー美術館に行きました。

f:id:Mugichama:20181123201259j:image

オルセー美術館

 

美術館の中で単独行動をしていた麦は、オルセーの素晴らしい絵はそこそこにして、アール・ヌーヴォーゾーンをひたすらウロウロしたり、じぃっと見たり、していました。

 

f:id:Mugichama:20181123201508j:image

たまらないではないか

 

どうしてこんなにも、アール・ヌーヴォーがいいのでしょう。

クネクネしているからかしら。

 

 

〈両親の友人たちと家族旅行〉

麦の両親はとても海外旅行が好きです。

別に全然金持ちでもないフツーの家ですが、

両親は今でも、目ざとく激安ツアーを見つけて出かけます。

 

上記のパリ行き家族旅行には、父の友人と母の友人が1人ずつ同行していました。

麦の実家の家族旅行には、めずらしくないことでした。

友人たちは両親と同年代の独身貴族で、しょっちゅうあちこちに旅行しています。

2人とも、非常にクセのある方々です。

 

さて、我々一行のパリ行き当時、ちまたではエルメスの布バッグ、フールトゥが大流行していました。

布袋ですので、エルメスにしては破格

麦は大学の入学祝いに両親に買ってもらいました。

そのフールトゥを麦は超愛用しており、パリ行きにも持って行きました。

 

 

パリ行きの待ち合わせ場所に行くと、

父の友人がフールトゥ(色違い)を持って、ヒョロリと立っていました。

 

父の友人はテンションも高く、

いゃっ!◯◯(麦)ちゃんっ!!

ボクらカバンおそろいやんかぁ〜❤︎

と言いました。

 

うん、ホンマやなぁぁ…❤︎(麦)

 

父の友人とおそろいのカバンをぶら下げて、旅行することになりました。

 

 

〈アール・ヌーヴォーなレストラン〉

両親の友人たちと旅行すると言っても、現地ではほとんど別行動。

一緒にするのは、食事くらいでしょうか。

 

我々一行は、アール・ヌーヴォーな内装が素晴らしいレストランで食事をすることになりました。

 

ここもそこもアール・ヌーヴォー…麦はキョロキョロと周りを見回しながら、食事をしました。

内装は覚えているけれど、食べた物のことは何も覚えていません。

 

そんな麦を見て、父の友人が少し顔を傾けて、片手で自分の頭に、もう片方の手で自分のアゴに触れながら言いました。

 

へぇ〜、◯◯ちゃん(麦)はホンマにアール・ヌーヴォーが好きなんやなぁ……!

ホラ、ボクなんて、

顔がアール・ヌーヴォーやん??

 

 

顔がアール・ヌーヴォーとは、破壊力抜群な表現です。

おまけに、素直に笑っていいのかも微妙です。

 

母の友人は、

上手いこと言うわぁ〜

全く遠慮なく盛大に笑いました。

 

本当にアール・ヌーヴォーみたいな顔なのです。

 

f:id:Mugichama:20181123201929j:image

こんなかんじの顔?

 

〈オルセーふたたび〉

そんなこんなで、麦はますますアール・ヌーヴォーへの親しみを深めました。

去年、今度は息子と一緒にオルセー美術館に行きました。

f:id:Mugichama:20181123202626j:image

犬のおはなさんと、

美術館に全く興味がない夫は外で待つ

 

アール・ヌーヴォーゾーンは、相変わらず魅力的でした。

息子と見るアール・ヌーヴォーも、また良かったです☆

〈ドイツの生理用品〉使用感をお伝えします

☆本文には直接的、もしくは品のない表現が含まれます☆

 

〈ドイツの生理用品🇩🇪〉

ドイツに来た頃、麦はドイツの生理用品について書かれたブログをたくさん拝見しました。

どれを選んでいいのか分からなかったのです。

とても参考になりました。

 

日本人女性バックパッカーでも、日本製タンポンはたくさん持っていく、なんて話を聞いたこともあります。

日本製生理用品の品質はピカイチなのですね。

 

麦も、引っ越してくる時、スーツケースの隙間にせっせと詰めました。

そしてしばらくは、隙間に詰め込まれたためにちょっと変形したくたびれたナプキンを、大事に大事に使用しました。

アプリケーターつきのタンポンなんて、有難すぎて手が震えるほどでした。

 

しかし、その日は確実にやって来ます。

家の中の日本製生理用品が尽きる日。🍂

アラフォーなので、生理自体が尽きる日までは、まだもう少しあるかもしれません。

 

本日は生理用品界の二大巨頭、ナプキンとタンポンにご登場いただきましょう。

 

麦はケチで肌が弱くもないので、安物…いや、リーズナブルな商品をよく使用することを先にお伝えしておきます。

 

 

〈敢えて使用感をお伝えする!ナプ編〉

f:id:Mugichama:20181121190031j:image

生で入ってたりする

 

ドイツのナプキン(以下ナプ)のことも、色々なブログで勉強させていただきました。

日本の10年位前の品質、という表現をよくお見かけしていましたので、覚悟はしていました。

 

しかし、実際にドイツナプを使用するようになったアラフォー麦は思いました。

コレは初めて生理になった頃のヤツや…!!

 

ナプには大きく分けて2種類あるかと思います。

サラサラ系と、フワフワ系

 

サラサラ系は、ビニールメッシュ爽やか感🌱のあるやつ。

今で言うと薄ーいセンターイン、もしくは昔のウィスパーか。

 

フワフワ系は、コットン紙優しさ感🌷のあるやつ。

今で言うとボディフィットやはだおもい、ロリエは昔からフワ系だったか。

 

どちらにしろ、今の時代1回吸ったもんは2度と返ってこない気合の入った作りになっていますので、選択はお好み次第でしょう。

 

ドイツナプも、この二大系統に分類されます。

多分世界的に見ると、ナプを選べる時点で幸運なのでしょう。

ドイツでは、Tバック用パンティライナーの種類は豊富です。

 

サラサラ系ドイツナプ!

f:id:Mugichama:20181121190137j:image

〈見た目👀〉

薄い。

不安。

 

〈使用感🐒〉

ぺたり、ヒヤーと張り付く感じ、どうもムレる感じ…ノスタルジーすら感じます。

 

不吉な予感を感じて、ちょっとトイレで確認したい…と思っても、ここはヨーロッパ。

そう簡単にトイレにはたどり着けません。

生理中の重い身体が焦燥感と不安感で満たされていきます。

 

フワフワ系ドイツナプ!

f:id:Mugichama:20181121190205j:image

〈見た目👀〉

分厚い。

その割に、細かったりする。

 

〈使用感🐒〉

もさりとしており、常にはさまってる感がある。

お肌には優しい感じ。

分厚いだけにサラサラ系よりもは安心感がありますが、油断してると細いから漏れてる

羽根つきなら回避できるか。

 

 

……さぁ、どちらを選びますか。

どうもナプだけでは心もとないので、タンポンも見てみましょう。

 

 

〈敢えて使用感をお伝えする!タンポン編〉

f:id:Mugichama:20181121190410j:image

タンポンも大きく2種類に分けられます。

アプリケーター付きと、アプリケーターなし。

 

ドイツではアプリケーターなしが主流らしく、アプリケーター付きはほとんどありません。

大きめのドラッグストアでもアプリケーター付きは取り扱っていないことがあるので、注意が必要です。

 

✳︎大手ドラッグストアのROSSMANNには、PBのアプリケーター付きタンポンがお安く売っています!!

 

 

アプリケーター付き!

f:id:Mugichama:20181121190809j:image

〈見た目👀〉

太い。

 

〈使用感🐒〉

太い。

日本のコンパクトタイプのタンポンと同じく、アプリケーターの棒?を引っ張り出してから使用するが、アプリケーターがチャチいので引っ張り出した部分がそのまま本体から脱落する。

慌てず元に戻すとカチッとはまって使用可能です。ヒモの確認を忘れずに。

 

 

アプリケーターなし!

f:id:Mugichama:20181121190840j:image

〈見た目👀〉

小さい。

短い。

 

〈使用感🐒〉

使い方はすぐ慣れます。

使用前の姿はアプリケーターつきより細く、コンパクトですので、こちらの方が使いやすいかもしれないです。

 

 

共通事項

アプリケーター付きは使用前からですが、なにしろ太い

それはつまり、使用後はもっと太くなるということを意味するわけで…

しかも、日本のタンポンのように取り出しやすい形状に変化してくれません

 

というわけで、取り出し時には、

f:id:Mugichama:20181121193625j:image

と、なる。

 

しかも短いので、

 

……樽?

 

と思うようなのがゴロリと出現いたします。

ごめんなさいね。

 

 

〈じゃあ、どうする?〉

パンティライナーは日本のものとあまり変わらないので、タンポン+パンティライナーの組み合わせが快適でしょうか。

 

でも、何だかんだ言って、すぐ慣れます。

何とでもなります。

経血カップも、よく売っています。

 

お肌が弱い方は、BIOのお店やBIOのスーパーで探すと良さそうです☆