デュッセルドルフとケルンが犬猿の仲だというのは本当か、それとも都市伝説なのか
デュッセルドルフと、どでかい大聖堂で有名なケルンは近いです。
車で40分くらいの距離です。
ケルンの大きいの
デュッセルドルフとケルンは昔っからずっと犬猿の仲であるという話は、在住歴の浅い日本人の麦でも知っている程ポピュラーです。
麦は実のところ、ケルンのビールであるケルシュを、デュッセルドルフ名物アルトビールより愛しています。
愛していますが、デュッセルドルフでケルシュ愛を率直に語る場合には
麦が好きなのは…🤫ケルシュ
と、このジェスチャー付きでコッソリと言います。
犬猿の仲云々の話を、一応尊重しているわけです。
聞いている方も
オォ、🤫ケルシュ!
と返します。
この犬猿云々、麦は信じていなかったのです。
明らかにケルンの方がデュッセルドルフより大きな街🤫だし、世界遺産の大聖堂まであるのですから。
デュッセルドルフには、あんなに巨大なもの(大聖堂)はナイ。
しかしこれ、都市伝説ではなかったようです。
麦はデュッセルドルフにおりますので、デュッセルドルフ視点でお話ししております。
〈カーニバルで、相手の街の挨拶をすると殴られる〉
デュッセルドルフとケルンは、どちらもカーニバルが盛んです。
赤と白の服を着た美脚のおじさん
カーニバルの日には、みんな仮装をして、立派な山車(フロート?)がパレードをする道の両側に集まります。
山車からばら撒かれるお菓子や生活雑貨をもらいに行くのです。
社会風刺の山車多し。メルケル首相
カーニバルの日は、挨拶も違います。
デュッセルドルフではヘラウ!🤡
ケルンではアラーフ!🤡
カタカナで書くとこうなるみたいですが、とにかくカーニバルではこの挨拶を連発します。
では、カーニバルの日、デュッセルドルフでアラーフ!と言うと、どうなるのか。
山車から演者が降りてきて、殴られるそうです。
確かに、誰も冗談でも口にしていなかった。
〈学校の中に、ケルンナンバーの車が停まっていたとき〉
ある日息子が登校すると、たくさんの生徒たちが、学校の敷地内に停められた1台の車を取り囲んでザワザワしていたそうです。
やじ馬息子が何事かと見てみると、その車はケルンナンバーであったらしい(ナンバープレートは街の名前で始まる…ケルンならK)。
生徒たちは
なんでデュッセルドルフの学校の中にケルンの車が停まってるのか💢
ここをどこだと思ってんだ💢
と口々に文句を言い、その車をつっついたりしていたそうです。
それだけでも充分イヤだし、なかなか恐ろしい。
その後しばらくして息子がその車をもう一度見てみると、
屋根の上にトマト🍅が乗せられていたそうです。
麦は、このトマトの話が大好きです。