〈ドイツでふらふら③〉ベルリン・夏のヴァイセンゼー
ふらふらシリーズが続いておりますが、今回はベルリンのヴァイセンゼーです。
ゼーはSee、湖です。
海っぽいけど、ドイツ語で湖のことです。
ヴァイセンは、白いという意味。
ベルリンの市街地から、のんびりトラムに乗って30分ほどで到着するこの湖は、夏になるとたくさんの人が泳ぎに来るようです。
暑くなると、泳げそうな所でとりあえず泳いでみようとするのが、ドイツの人たち。
麦家から徒歩5分程のライン川でも、泳いでいる方々が多々いらっしゃいます。
一応遊泳禁止ですし、危ないので、やっぱり川には気軽に入らない方がいいですね。
事故もとても多いです。
さて、泳げる湖といえば琵琶湖を思い浮かべる大阪人の麦ですが、ヴァイセンゼーは近畿の水瓶琵琶湖のように、アホほど大きいわけではありません。
ぐるりと一周すると、犬の散歩にちょうどいい感じの大きさです。
そのヴァイセンゼーの景色に、麦はひどく感激しました。
なんていうか、ノスタルジックなのです。
麦は湖で泳いだことはないし、湖に何の思い入れもないのですが、とにかくとてもノスタルジックなのです。
ヴァイセンゼーには水浴場が設置されています。
水浴場には、入場料を払って入るのですが…
その水浴場が、もぅ!
実にノスタルジック!!
ヴァイセンゼーの水浴場
なんだか…なんだか、古き良き時代、みたいな気配漂って来ません?
麦はこういう雰囲気が、とーーっても好きです。
たまらない🤤
水浴場の出入り口付近は
こんな感じ。
ここは電車(トラム)でのアクセスも良いですし、車を停める場所もたくさんあるのですが、自転車がたくさんとまっているあたり地元感を醸し出してる気がします。
そういうところも、良い。
有料の水浴場以外の至る所でも、人々は遊泳しております。
ドイツの短い夏の…
木漏れ日の中で、水と戯れる人たち。
なんと素敵な光景なのでしょう。
水浴場を少し離れた地点から見る。
湖の真ん中には、噴水があります。
今年は噴水まで来れたよ!なんて、小さな子が言ったりするのかな。
…ベルリンを観光で訪れた我々が、なぜ市街地から30分かかるヴァイセンゼーをのんびりお散歩しているのか?
それは、麦家が好きなホテルチェーン、リビングホテルがヴァイセンゼーのすぐ近くにあったからです。
リビングホテルがあれば、麦家は泊まります。
リビングホテルはその名の通り、滞在型ホテル。
小さなキッチンもあるし、部屋は広い。
旅行中の食費を減らしつつ、リラックスして過ごすことができます。
電子レンジがあるので、持ってきた「チンするごはん」を好きな時にチンできます。
湯沸かしポットのお湯でインスタントの味噌汁を作れば、ホッとする朝食の出来上がりです。
スーパーのお惣菜や、持ち帰ったレストランでの食べ残しも「チンするご飯」があれば、立派な一食に。
リビングホテルでガイドブックを見ながら飯と味噌汁を食べているところ
ついでに、このヴァイセンゼー至近のリビングホテルには、麦家の犬・おはなさんと同じ種類、同じ色の犬が出勤していらっしゃいます。
かわいいですよ❤︎
リビングホテルからヴァイセンゼーを囲む公園までは、ゆっくり歩いても5分もかかりません。
この辺りは閑静な住宅街なのですが、廃墟寸前な建物も割と多く見られます。
その廃墟寸前がまた、すんばらしいのです!
失礼ながら、コレ住んで大丈夫なん??といった風情の建物が多い。
手入れしてあるし、デコってあるし、お住まいの気配はあるのです。
でも失礼を承知でこの廃墟感(本当にごめんなさい)、たまりません!!
こちらはリビングホテルの斜め向かいくらいにある建物。
どんだけイイ感じなの〜🤤と思わずにはいられません。
麦はヴァイセンゼーで泳ぐのはちょっと遠慮しときますが、ふらふらするのにはもってこいな場所です☆
☆2020年夏の情報です